トークに説得力を持たせるために
説得力・・・それは「相手を納得させる力」や「相手の心を動かし、行動につなげる力」とも考えられます。
説得力がある人には、特徴があります。
相手が納得しやすい内容にするためのポイント
・説得力のある話は論理的な展開が必須。
ある主張をするためには、必ず「なぜそう言えるのか」という根拠もセットで必要となります。
この2つの筋道がきちんと通っていると、相手に「なるほど」と思ってもらいやすくなります。
根拠は、推測ではなく事実に基づいたものであることがポイントです。
また、事実は多角的な角度でみなければなりません。
ある特定の偏った事実を取り上げただけでは、信ぴょう性が低くなるためです。
要は、全体的に一連したストーリー展開で整合している必要があります。
・説得力のある内容にするためには、あらかじめ相手から説明追求される箇所も併せてを考え、事前に対策をしておく必要があります。 できるだけ相手の立場になって、相手が気にしそうなことを洗い出し、実際に質問された時にきちんと返せるように、情報収集するなどして準備をしておきましょう。=相手の考えを先読む
自身の持つ力
話して自身の人間性や醸し出す空気感といった要素も、説得力を高めるうえで意識しておかなければなりません。
どのような人だと、説得力がある人と思われるのでしょうか。
ここで信頼がカギとなります。
・話し手の人がおもむろに自信なさげに話すと、内容自体が良かったとしても、聴き手は「大丈夫だろうか?」と不安に感じてしまいます。 緊張する場面もありますが、落ち着いて話すようにしましょう。
・このような経験されたことがあるかと思いますが、「人として非常に信頼できる人」と「なんとなく信頼できない人」が、まったく同じ内容のことを話していても前者の方により耳を傾けたくなってしまう。後者は疑ってかかってしまう。
人柄による信頼は、人としての魅力でもあり、共通点があります。
下記のような人は信頼されます。
・まずは人の意見を聞く。・ミスを他責せずに素直に謝まる。・迷わず他人のために行動できる。
・時間や約束事などを守る。・覚悟と責任感がある。
仕事は、人間的な魅力だけでは支えることができません。実力も伴わないと説得力に欠けてしまう結果になります。
得意とする分野を極めつつある人生は、その専門能力も高く、専門知識や経験が豊富。また実績がコツコツと積み重ねある場合、その要素だけで、物事の説得力の面がかなりプラスに働きかけます。
じゃ、どのようにすれば良いのかをまとめてみました。
・相手をしっかり理解してあげる。:話を理解してもらわなければ、どんなに良い話をしても納得してもらえません。なのでまずは相手にどのようなことをどのようなように伝えたら良いのかということを踏まえて話しましょう。
・相手に伝わりやすい言葉、また理解してもらいやすい例などを交えながら、相手の立ち位置を理解し、どのように話の物語に引き込むかということもひっくるめて話を進めるようにしましょう。
・相手が話を知らないからと言って上から目線で話すのはよくありません。上から目線で話す時は、お互い冗談が分かり合えるようになってからにしましょう。
・要は相手にどれだけ自分を理解してもらえるようになるのか・・それは自分自身で自分を磨かないといけないという。
自分自身に戻ってくるお話でした。